(乳幼児)アトピー性皮膚炎相談

 アトピー性皮膚炎は、皮膚に炎症が起こり、かゆみが強い湿疹が出来て、良くなったり悪くなったり再発を繰り返します。遺伝的な体質も関係しています。

一般的には、乳幼児期に発症します。

アトピー性皮膚炎がある場合、皮膚の最も外側の角質層のバリア膜が乱れて、皮膚が乾燥状態になっており、汗や衣服など様々な刺激を受けやすくなっています。

皮膚科の標準治療では、次の3つが中心です。

  1. スキンケアー入浴してから保湿外用剤を塗って皮膚の乾燥を防ぎます。
  2. 軟膏治療―炎症のあるところにステロイド外用剤を使用します。
  3. 悪化因子の除去―気温・湿度・汗・衣類・ストレスなどが悪化の原因になります。

一方、漢方医学では、乳幼児期のアトピー性皮膚炎を次のように考えます。

遺伝的な体質の上に、「胃腸の働き、すなわち胃腸の消化吸収力がまだ充分に発達していない身体に、気温・湿度・ストレスなどの外的原因が加わった」と考えています。

私達は、胃腸の消化吸収力を高める漢方薬や皮膚の抵抗力を上げる天然素材の製品を使用して、改善できるよう心がけています。

また、食養生の点も重要ししており、日常生活についてのアドバイスも関連してご提案にするようにしております。

アトピー性皮膚炎以外にも、酒さ様皮膚炎、掌蹠膿疱症、アレルギー性鼻炎、赤ら顔、アミロイド苔癬、乾燥肌、乾癬などの皮膚病関連についてのご相談もさせて頂いております。
お気軽にご相談ください。